8時起床。
ウイスキーを適量に呑めば6時間以上寝れることに気づいた。
いつもは3時間ぐらいで目が覚めてしまう。
地獄の沙汰も酒次第、だ。
あれこれと課題をやりつつ、午後の真ん中には久しぶりに佐々木モトアキくんと電話。
小川パイセンもそうだけど、もの凄い数のライブをやって歌で食っている佐々木くん。
もちろんそれは協力してくれる方があってのことだけど、やれと言われてやれることじゃないし、俺は絶対やらない。
でも批判を恐れず真面目にやる佐々木くんには感じ入ることがあり、いつも正直に話すことにしている。相談には応えられなかったけど、佐々木くんならきっとこうできるんじゃないか、そんな提案というか話をできて少しうれしかった。
高校の頃から彼は人気者で俺はブス。話すこともなかったけれど、50代になってぐらいからライブの現場で会うようになり、仲良くなった。
バンドマンというか、小さな村は部活の更衣室文化みたいなところがあり、ノリが合わないやつはハブられる。ハブられたと思っているやつが数人集まればそれも新たな更衣室というか小さなムラの権力だ。
そういう俺もいろんな括りで表されていたことを10年前ぐらいに知り、ああそんなもんだよね、と思ったけれど、佐々木くんほど括られてはいない。それを飲み込んでいるところがクレイジーなのだ。
とりとめもなくなってきたけど、sakanaに「Blind Moon」という大好きな歌がある。ともだちとの距離や温度をそっと語る名曲なんだけど、いつか佐々木くんとも互いにそんな歌が歌えるようになったら素晴らしいなと思う。
たまたま佐々木くんのことで色々思い出していったけど、早くして亡くなった友達や友達と呼ぶのはお互い一生恥ずかしくて呼ばずに死ぬであろう仲間を考えた日だった。
なんだよ、俺、死ぬのかよ。
死ぬには早い俺もたまにはこういうお題に乗ってみる。
断捨離が身につくのは断捨離という言葉を捨てられるようになったとき。
「私は平和がほしいです!」とデモ行進するひとが平和から遠いように。
必要なモノは選べるけれど、必要なヒトを選ぼうとするときは要注意。
余計なものさしが増えてるかもしれない。