始発の飛行機は空いていると思っていたらパイルドライバー。
2階席の真ん中でマグロ死。
田舎者の跳躍は思想の飛躍。
目的の一つであったmf247の発表会 で恵比寿に行った。内容はわかった。あいわかった。
チカラのある目をしたおじさんであった。頑固で柔らかい。
待たされつつ、くだらないピロートーク大集合といった観のあるロビーでイライラする俺は何様なんだろうか。
「元大手レコード会社経営者の冒険+与太」は心地良いものの、喉にひっかかった骨はなんなのか。
それはM氏が説明会で自ら仰ってた「音楽の自立、音楽産業の自立」なのだ。
前段に興味があるもの、後段にあるものに分ければ来ていたのは後のほうではなかったか。
なんだ、そんな事を気づくために来たのか?まさか?
それを呼びかける側もmf247殿もメジャー然とした態度です。
そこに来ている人々が自立してない馬鹿か、
他人に期待しないと二杯目のご飯が食えない阿呆か、
身内だからあんなにユルイのか。
シンデレラはあなたですよ、と鼻をほじりながら言う王家の人々。
ああ言い過ぎた。
この上なく幸せに感じたのはおれがやろうと思っている事は、それでいいんじゃないの、と思えた事だ。
美しいオナニーなんぞあり得ないか。
いやそんな事じゃない。
研鑽と打算。懸命にやるよ。
ありのままの君こそがスターだなんて気色悪い。選ぶべきだ。馬鹿の成れの果て。
そしてmf247も選ばれる身である事を自覚するべきだ。
苦々しく恵比寿を後に羽田へ向かう。
セクシーな犬を発見。
あいつの目は夕陽だ。
焼きソバを体につけたままチテチテ歩く雑種犬に小泉並みの感動。
宿で激しく起案+。
細君の代打ちで娘がメール。
「お父さんは嫌いになれない」
そんな言葉に殺され、そんなヒロシに騙されつつ
圧倒的に人間は一人ですね、と枕に相談。