熊本RUPAに福岡PLEIADESは本当に恵まれた2日間となった。。
■熊本RUPA
才女COBYさんのお店「RUPA」で歌うのは初めて。
2年前はブッキングしておきながら骨折で入院。
代打で西山典彦に歌ってもらったから、bigmamaとしては2回目だけど僕は1回目というわけだ。
店の主であるCOBYさんの気持ちが行き届いたお店で、歌っていてとても楽しかった。
無名な我々の為にお客さんも呼んで下さり、対バンにはソングサイクルの田尻さんを用意してくれた。
ありがたい。
過分の投げ銭を頂戴しただけでなく、終演後はおにぎりと素麺を振舞ってくれた。
これ、すんごく嬉しく美味しかった！
テキパキ働くCOBYさんを見ながらあと何杯も呑めそうなきもちになっていたが、
さすがに失礼なんで11時には失礼しました。
COBYさん本当にありがとう。
また歌わせて下さい。
温かいお客さんに感謝大です。
■福岡PLEIADES
阪田号で福岡に到着。
用意していたスタジオでリハーサル。
なんせフルバンドは2年振りだから。
バンドリーダーの麻生君は引き締まっていた。
「ずいきの宴」「AndroidFeedback」で活動中の松本は遅刻寸前で到着。
本気のリハーサル。
適当にできる技術は無いので本気。そして酸欠でダウン。
脆すぎるぜ身体。
居酒屋、屋台とハシゴする。
酒量が増えきったところで店に戻り、また問悟くんの歌を堪能。
「嘘」「渡辺通り」で泣きそうになった。
フルバンド形式のbigmamaには何の問題もなかった。
お客さんの目の光を目がけた我々はロックバンドだったよ。
■芸人気取り
僕のバンド、bigmamaは芸人気取りのヘタクソだ。
だから本気で気取る。
社会にかろうじて引っかかっている僕や吉田や松本をはじめ、
企業で責任を持ちながら本気で生きている阪田や麻生。
今回AJIが参加できんやったのが残念だったけど、我々のルールは本気で気取ることだ。
それが無くなったら価値は無いもんね。
チャック・ベリーみたいにガシガシ働いて
高田渡みたいに、ゆるりと酒を呑む
今夜こそ！と思って前に出る。
普通の人生からはちょっと傾いているかもしれない。
でも普通の人を愛している。
家族を、友達を、仲間を。
道端の草の横で踏まれてしまいそうな僕らの現実の中に音楽は転がっている。
そこにお金の山が無い事も家族の幸せが無いことも知っている。
でも見つけて磨けば光るものがあると思う。
点滅させながら生きることが芸人気取りのヘタクソの生き方だと思う。
もっともっと色んな歌を
カラオケで楽しむおいちゃんや姐さんと遊べる歌を
しんどい仕事にゆるみそうなネジを締める歌を
少しずつ覚えて作っていきます。
我々が強く良くなる以外に人の役に立つことはない。
評論家気取りはしない。
そんなもんロックじゃないもん。
面倒くさい我々を育ててくれるPLEIADESの諸江さんみたいな先輩もおるしね。
転がります！これからも。
