takulog

兼業SSW、宅嶋淳の徒然です。

「言葉にいったい何の意味がある」

そんな歌の言葉を先輩が歌っている。

俺は結構違和感を感じながら聴いていた。
言いたい事はきっと言葉じゃないよね、人だよねと思うんだけど、その言葉に色や匂いや温度を持たすのはコミュニケーションそのものじゃないだろうか

もしも言葉なんて信用ならないものだ、と言ってしまうのならそれは人間なんて信用ならないものだと言っている。
そりゃあそうです。
だから俺は信用するより受け入れる。
できるできないはその時次第だ。
先輩が伝えたい言葉はいつも遠回りだなあと思う。その距離を音楽が凄い勢いで詰めてくるのがまた凄いんだけど。
そう思いつつ聞いてしまう「柱」。家のドアは世界に通じるどこでもドアとグレッチが吠える。
言葉は生きている一つの証。
使える人も使えない人もいる。
「言葉は頼りないもの」と南利治が歌う。
だから人が居る、と思う。