takulog

兼業SSW、宅嶋淳の徒然です。

良いたいど

グスリーPが効いてきたのか、少々頭にトロみが出てきました。

ゆらーんと。

そんな中でも思いは頭をかけめぐる。

「良いたいど」

これは大人のマナーとしてやってた感があります。

心の中ではドロドロドロリンと悪嶋が渦巻いているのに善人顔や善人言葉を使う感じ。

本当は俺は違う事を考えてるんだぜ=面従腹背かな。

頭の体操にはなるけど、ちからはつかないなーと思います。

この関係だけで仕事が十分にできる人はすごいね。あんまり見たことないですが、居たらすごい。

嫌いな人や興味がない相手にはそれで良いけど、いつのまにか自分の普通が分からなくなってしまわないかな。

子供にどう接していいかわからない、という人はそうなのかもね。

だから他人の基準を借りて使いたがる。

僕やあなたの基準が社会でどうなのって、どうでも良くはないことだ。

音楽をやっていると時々そうじゃない人に会えていた。

今は仕事でも会える。

これは幸せなこと。

音楽馬鹿、仕事馬鹿、平和馬鹿はそれでいいや。

でもそれじゃ面白くも必然性も生まれない。

心から示す良いたいど、が自分の想像力を助ける。

自分を守り、誰かも守るかもしれない。

そのために裏切ったり、からかったりするのも楽しい。

楽しいけれど、満足はそこにはなくて、先にある。

平たく言やあ、かっこつけてばかりじゃかっこわるいぜ、ってこと。

かっこつけなきゃいけない時ってほんのわずか。

その時にかっこつけられなくて、自分の事情やお金の事や周囲の事情を話されるほどつまらないものはない。

話飛んじゃうけど、僕が谷本仰さんのヴァイオリンが好きなのは「良いたいど」が根底に感じられるからだ。良い演奏の芯にはそれがある。

それはお客さんにもある。

誰にも近づける。

みんな知っているはず。

気づこうとしないだけなんだ。

今度の9日のライブはそれに満ちあふれた夜になるといいな。

まずは僕らがそのたいどでいる事です。