音楽が響くところはとても優しく柔らかい気持ち、が多い。
勇気づけられる事よりも、ぐっとクルこと。
音楽が必要な瞬間が世の中にはたくさんあって、
でもそのことはとても個人的な瞬間だ。
仕事で最近よくクチにしている「特定少数」という言葉。
これは音楽から学んだことだ。
お客さんとしてざっくり捉えるのか、ひとりひとりとして捉えるのか。
僕は後者。
マーケティングは学べてもひとの心はわからない。
音楽は毎日に気づきと丁寧さを与えることで、僕らのやわらかい部分を育てようとする。
ヘッドフォンで閉じて聴くより、街の音を人のざわめきを聞けと。
寂しさや退屈を補完する事ばかりが音楽じゃないよなあ。