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兼業SSW、宅嶋淳の徒然です。

三月九日

六時起きの日々、無休の日々が続く。
早寝をこころがけているのだが、変な時間に目が覚める。
長時間は寝れんのだなー。

せっかくなのでつらつらと書く。


実は人と食事をするのが得意ではなかった。
嫌いなわけではないけれど、少し身構えてしまう。
歓談しながら食事をする習慣がそもそも無い。
商売人の息子だからか、ササッと食べて終わるものだと思ってきた。

子どもが生まれてからは一緒に食べる時間が贅沢な時間に思えてきた。
それは今もそう。
俺は特に話をするほうではないのだけれど。

大阪に来て半年。
大阪は苦手な街だったし、今でも好きかと聞かれたら微妙だ。
でも、大阪や上司・同僚に感謝していることがひとつ。
それは食事に誘ってもらえることだ。
大阪は楽しく食事をする文化がある。←?

心には根強く「飯なんて早く済めばよい」という貧しい気持ちが残っているんだけれど、
一緒に出かけることで、仕事の効率うんぬんより、まず笑顔で話せる機会が得れる。
これは素敵なことだ。

カラッとした他人の悪口もたまにはいいけど、食事中は休戦協定が出来ていて
安くて旨いもん食うてスカっとしようや、的な空気がアチコチにある。
きっと福岡にだってあるんだけど、俺は気づこうとしなかった。
大阪では「大将、何をリキんではんの?」と言われてるような事がよくある。
四角い仁鶴がまぁーるくしまっせ、なのだ。

我を殺すことなく丸くありたい。
己は内にあればいい。
いつでも表現できる準備をすればいい。
ダダ漏れは俺の表現ではない。

リキまずにタメをつくることが、仕事仲間との食事で生まれるような気がしてる。
もっとも時々は弁当中年男子でもあるから、ひとりデスクでモソモソ食うのだけれど。

ひとりでいる事は好きだけど、周りがあってのひとり。
学ぶ事ばかりだよ、大阪。