ローソンで売ってる100円麺に100円ソースで約3食分はある。
いっぺんにしかつくらんので死ぬ思いをして平らげる。
しかし、旨い。
調味料とかレンジとか収納とかあると色々な種類のスパゲティーが作れるんだろう。
そうじゃなくても適当に作るんだけれど。
簡単でいいやね。
■苦じゃない、楽じゃない。
それが一人暮らしの代名詞。
二人以上になると、苦も楽も倍増して醍醐味が増しますな。
人生っちゃあ、そんなもんでしょう。
感じにくくなったら遠くに行って戻ってくればいいよ。
ぐるぐる回るのです。
■せくしか夏
夏も女性は、せくしかね。
そうでないのもウヨウヨしてますが、一瞬で見て焼き付けます。
そしてすぐ忘れる。
これが、ポイント。
■恋愛プール開き
暑くても寒くても、人恋しい奴は年中恋愛したがるもんですが、夏の恋愛は幼稚です。
それがイイんだろうね。
twitterで「昔、好きだった相手を忘れる為にほとんどのモノを捨てた」と某ロマンス中毒が書いていましたが、本当に忘れたいなら恋愛はもうせんどけばいいし、結局忘れとらんし。
そういう鍵盤を弾くんやろうね。あ、言うてもうた。
やっちゃいけない事をやらなくなれば、それが卒業の印。
何度も小学校に戻りたい人はゲージツを楽しもう。
44歳を目前にして燃えるような恋愛をする事は今後一生ありませんね、ボカァ。
恋愛は頭がおかしくなるもの。
それを確認できる人はいても、いちいち狂うわけにはいきませんもの。奥様。
パチンコ屋で絶叫しながら打つ人はいませんし、狂気は静かに沈殿しながらボコボコしているものです。そうした狂気に似た「恋愛」というバケモノは自分の心のプールで飼っておきましょう。
雪平鍋で溢れそうになる麺をグツグツ茹でる時、僕は自分の中のバケモノを撫でているような錯覚に陥ります。
ぐるぐると麺を茹でまわしながら、今年の夏も一人過ごすのです。
(スパゲッティー・デイズ 完)←違う