何かを言いたいとき、そのものズバリじゃなくて叙景詩みたいにその背景から伝えてしまう。
まさに今、そんな感じ。
・・・。
んがー!
もう、そのまま書くしかない。
僕にはそれが精一杯。
博多の宝、白川亨のバンド「イスタンブール」のCDを買ったのだ。
聴いたのだ。
もう三回目。
ジャケットを眺めながらもう一回聴く。
僕のような才能も無く、努力を続ける根性も無く、酒を呑み続けるダルマのような男には眩しい世界。
でも遠くない。
仕事をきっちりと終えた後、寒い夕方を自転車ギコギコ帰るときにちょっと垣間見える世界。(毎日はこんなに地味で寂しいものだけど、いつも世界につながっている)そんなことを思える瞬間が好いとうとです。
白川さんはペンキ屋さん。
音楽家であるだけじゃないのだ。
可愛い子供の父親なのだ。
たくさんの酔っぱらいから尊敬され愛される男なのだ。
白川さんが書く音楽、歌には下書きの無い強さがある。
イスタンブールというバンドになってそれがペンから筆に変わった気がします。
しなやかで強い。そして優しい。
さ、もう一回聴いて寝よう。