星守る犬、ってなーに?と聞かれたら、
それは素敵な漫画のタイトルであり、
無いものねだりすら下手糞なオスの生き方であり、
昨夜のライブのようなこと、と言う。
昨夜はTUPELOでマリナ・ファヘス+ZUMとの対バンだった。
ZUMはギター3本のインストルメンタルユニット。揃いのギター、機材、出で立ちとセクシーなユニット。
世界中の音楽が詰まった素敵なステージだった。
マリナちゃんはオルタネイティブなロックを歌った。芸術家って言葉がぴったりなシンガー。スペイン語?は全然わからんけど、延々聴いていたかった。
わからんのに聴いていられる。
それはとっても嬉しいこと。
俺はヨシエちゃん、チカラくんとそれぞれ3曲やり、1人で2曲。
平日の夜にもかかわらず、たくさん来てくださり、しかも暖かく観てもらえた。
無いものねだり、というには満たされ過ぎているけれど、歌ったり演奏するってことはステージと客席にある何かを触ること。掴んだり、突き放したり。
でもそれがなんなのか、よくわからない。
星を見上げて舌を出してる犬の気分。
朝からポエムか、痩せろやくるぶし出した50歳、と叱られそうだけど、しあわせな犬の気分なんすよ。
珍しく藤城さんから褒められたし。
向かっている場所なんて無く、いつもどこかに向かう気分をマイクの前で吠えているんかな。
そんなアホでもお客さんが素敵ならばマシになれる。色々な種類の期待にいつも新鮮な裏切りを。
ヨシエちゃん、チカラくん、ありがとう。リハーサル無しですみませんでした!