参りました。マイッタ。
今日はハシケン氏の前座。
早めに仕事を終え唐人町へ。
リハでハシケン+太田氏の演奏を聴く。
音の佇まいが違う。
国も星も違う。
その太田氏が俺らのリハを見て下さっていた。
全力で俺の中の小人を総動員し、魂を歌に移動。
その結果リハ後、すでに声が枯れた。
情けない。
本番を終えると無性に泣きたかった。
泣けなかった。
俺はこうしたかったのか、伝えきれなかったじゃないかと。
泣くくらいならしないほうがいい。
だから、いやあイッパイイッパイデシタなんて顔をしてた。
主催ピノ大姉達にちゃんとやれてたと言っていただくまで所在無い俺であった。
思う心とやる体は違う。
体からはじめるべきなんだと思った。
大事なのは体だ。
思いが伝わりやすいように。
太田さんの演奏は素晴らしかった。
音楽がまた好きになった。
ハシケン氏は洒脱な天才肌だった。
俺がプロフェッショナルミュージシャンでない理由を思い知らされた。
とてもありがたい一日だった。