「自分のドラムを叩け」って歌があった。
似たような話が宮沢賢治の「春の修羅」にもある。パイプオルガン、のくだりね。
なんでそんなことを思い出したかというと、「起業する」事を相談し、相談されるブログを見たからだ。
また「ロックロールする」事を語るサイトを見たからだ。
俺には意味が分からない。
始めない人には終わりもない。
冒険は踏み出してから始まる。
結局他人の例を聞いても手慰みにしかならない。
学ぶべきことはリスクの中にある。
ある人は真剣に、ある人は深刻にリスクの中で満足を探す。
国やシステムは平等にではなく、頑張っている人間から潰していく。
そんなリスクの中で太鼓を叩いてなんになるのかは俺にも分からない。
薬害エイズの元凶と言われた元医者が死んだ。
思いがけず大量殺人を引き起こした運転手は死んでいた。
大量殺人がしたいと言った餓鬼は生きている。
正義や悪がどこにあるかと聞かれたら、自分の太鼓の音にあると言いたい。
自分のアイディアを
自分自身の言葉を
叩き始めるだけだ。
今日で辞めたK君。
お別れの挨拶もできない君であるけど、是非大きな太鼓を叩いて欲しい。