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評価:
尾崎 放哉
春陽堂書店
¥ 987
(2002-09)
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尾崎放哉の句集が文庫になっていたので購入。
熊本と博多の往復の道中読んで過ごした。
アジやトミ 達がお世話になっていた居酒屋の女将さんが亡くなったと、昨日のライブ前に聞いた。
俺は存じ上げない方なので特に胸にくるものはなかったけど、友人の訥々と話すその感じが今まで失った人達の事を思い出させるのだ。
呑んで大笑いして帰るに限るよ、こんな夜は。
珍しい事にメンバーも集まりがよく、ライブも突き抜け、打ち上げなんぞまでやり、大いに笑った。
対バンの
若い女性まで参加するなんて俺のバンドにありえない事だった。
楽しかったね。
早めに俺は農場を出て会社に戻った。
不得意ながらも携帯のメールを覗いてみると親しい友からの別れの挨拶であった。
納得しながらも一点をぼんやり眺めながらデスクに突っ伏して寝た。
最低な午前中を終えて熊本へ向かい放哉の句集を読んだのだった。
悪くなかった。
と、
山口洋風に呟く事無く、きっとタイトルのような顔で居眠りをしていたのだ。