去年の2月26日で友人かつ先輩 が店を閉めた。
ここ10年はその店が僕の軸であって、そこで泣いたり体脂肪が震えるくらい笑ったりしたものだ。
よくライブもやらせてもらいました。
通称:不死鳥ケン兄として(誰もそんな風には呼んでないが)、近頃飲食業に復活し始めている。
すげえ。
僕は一度会社をコカしただけでなく一般的に言われている「どん底」を経験したので、そういう結果とその先は自分次第なんだと心から思える。
誰かの所為にしたり、自分の所為にしたり、グズグズイジイジしちゃうもんね。
でもそんなのいつまでも続かない。
彼のすごいところはスッゴイスピードでこのデコボコな坂を登っていることだ。
それをコントロールする社長もスゴいんだけど。
で、
昨日そんな彼が時折店に立つという「大平本陣 」に行きました。
あー!うまい!
焼鳥も生ハムも馬刺しもうまい!
肉ばっか食ってるように見えますが、そこには必ずいい感じの野菜をつけ合わせてくれる。
本当に美味しくなれと思って作る人は美味しいものが作れるんだと、酩酊しながら学びました。
つけ合わせのセロリをかじりながら焼酎を呑む。
セロリを食べると以前の店で出していた「オムライス」が食べたくなる。
それはもう体が記憶してるんだ。
気持ち良いことしか浮かばない。
美味しい食べ物にはそんな作用があるね。