人材派遣会社を営む者、経営に携わる者なら知っていて当然の理念。
人材派遣会社は派遣労働力を手配して手数料をもらう事が利益。
でも人が商品ではない。
商品は運営力だ。
法律、業務に関わる技術、ステップアップマネジメント、、、等を理解し、10人いれば10通りの説明力を持つのが内側の運営力であり、お客様の労働費用に生産性にテコを入れるのが外側の運営力だ。
ある期間に放り込めば良い、という口入れ屋は法律の外でやればいい。
人材派遣業を営む会社に役員として席を置く上で自分にも社員にも伝えたいのは、誇りを持って欲しいということ。
人材派遣会社として自信や誇りを持てないなら早く業態を変えよう。
やってはいけない。
不当な利益を取っていると感じるなら、適正な利益をもらっていないと感じるなら今すぐ変えよう。適当な理屈や理由は僕も知ってる。でもそれは正しくない。
派遣会社は悪の巣窟のように言われている。
或る意味正しいと思う。
ならばチャンスじゃないか。しっかりやればいい。
よく理解していない法律に怯える前に、お客様と仕事仲間と向き合う事が先。
利益率や経営指標は確かにあるけど、その為に働くわけじゃない。
それは振り返る材料。
株価を気にする会社でもないし、納税できる利益を出せば良いだけ。
仕事は予習、復習と言うけど(僕が)、自分の子供に何の仕事を紹介できるのかって考えた。それが僕の予習。
昨日まで間違っていたところと嬉しかった事はなんだったのか。それは復習。
今日は昨日より少しましになる、ってことは生産性や効率だけの事じゃない。
マルクスから何年経ったのか。
権利や義務もあなたのもの。
労働は商品を支える要素。
商品になり得るのはその先だ。