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おおはた雄一くんの歌が好きで、へたくそのくせにライブで歌ったりしている。
彼の音楽=歌への触れかたが大好きだから、だ。
(あ、俺も近づけるかもしれない)
なんて誤解しながら。
そんな楽しい誤解がふくらみそうな新譜がこれだ。
このアルバムは全曲カヴァーで出来ている。
おおはた雄一の歌には山が見え、海が見える。
線路が見えてそこに走る列車が見える。
その列車に乗っている若いふたりや、仕事帰りのお母さん。
転寝している係長。
カバンについてアクセサリーをいじりながら晩ごはんの事を考えている小学生。
人の顔がなんとなく想像できる。
その「なんとなく」が好きだ。
その「なんとなく」を聴いてみませんか?