「秋山羊子5Days」は無事に終了。
御礼、所感はまた草音楽サイトで後日書かせて いただきます。
実施中に思うところあり、株式会社草音楽は閉鎖しようと思っています。
或る意味、遊び場として活用していた部分もあるけれど、なにしろ大赤字過ぎるwのと、他人に誤解されやすい事、と何より嬉しい結果が得られた事が大きな理由。
嬉しい結果。
それはbigmamaのギタリスト=阪田健一の成長。
上から目線ではなく、完全に越されてしまったなーと思う一週間だったのです。
仕事を丸々一週間休んで運営にあたってくれたこと、
演奏の表現力が上がっていったこと、
他人を不快な気持ちにさせず誠実で在り続けたこと。
僕にはそのどれもができていない事も痛感したし、このまま負けてられるか!と。
■どんな「会社」だったのか
bigmamaのメンバーが音楽以外の表現=運営・企画をやる母体として活動してきました。
可能性だけは星の数程あり、希望と野望と絶望が渦巻く赤字会社でした。
イベント会社ではございまっせん。
■求める「利益」
現金以外の利益。よろこびとか、ね。
■なぜ今さら
日本の社会的には存続してはいけないレベルの赤字会社wであり、経営者としてはもういいかなーと。
本当にお金はありません。
でもそれで止める気にはならなかった。
オッサンなのに成長する仲間を確認できた今が1つの区切りです。
SSLでは営業支援を主にやっている僕だからか、会社という「イレモノ」に拘ってはいけないと思っています。大事なのは個人。
会社なんて簡単に作って、簡単に壊せばいい。
そこに得た希望や夢は個人のものだからね。
はい、やーめた!とは行きませんし引き続きやっていく事もあるので半年くらいの時間をかけて徐々に潰していくことになります。
■成長する草音楽
そして大事な事は成長すること。
まずは表現者としての成長。
そして経営者としての成長。
男としてはかなりボロボロなので、そのへんは割愛。
次に作る会社は海外で作ります。
絶対そうする。
草音楽でやってきたことの一部は引き継ぎますよ。
これは国内でちゃんと根付いていくように。
SSLはもっと素晴らしくなると思う。
もっと人の役に立つチームになれる。
いつまでも若い時のスタイルを追いかけてはいない。
両親や家族を含め、我々はもう老い始めているのだから。
スタイルはいくらでも変えていける。
志さえあれば。
秋山羊子と出会ってからの僕らは変わった。
まだうまく言えんけど、加速したんだ。
もっと行け、もっと行け、もっと走れと長い長い午後に水戸さんは僕に教えてくれた。
音楽が目指すものは音楽じゃない、と早川さんは言った。
草音楽が目指すものも、草音楽じゃない。
僕の夢と君の夢を交換したい。
僕のガッカリと君のガッカリでもいいや。
まずは今晩のライブの出番までちょっと寝ます。
羊子さんも今晩、東京でライブなんだよなあ。
共鳴したらいいな。