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兼業SSW、宅嶋淳の徒然です。

雉も鳴かずば撃たれまい

出来ていないことが多すぎる中、単身での出向を選んだ事が良いのか悪いのか。
そのどちらであっても仕事は結果だから、良い結果を得るように精一杯やるしかない。
ただし「今できること」に限り。

何しろ僕は今、自分の無能さを痛感する毎日だ。

考えがあってもまずやるべきことをクリアしてからなので、やるべきことを優先順位が高いほうから(ほぼ危険なモノから?)朝から晩まで文字通りやっている。
でもまるで追いつかない。

ならば構造を変えればいいのだけど、走っている車を修理できる技術が僕には無い。



いちいち考えるから落ち込んだりイライラするのであって、仕事をする時間を減らして作業に没頭すれば心は楽になる。
しかし、心は必ず反応する。他人とのコミュニケーションが仕事の本質だから没頭していたらとても身勝手で気持ちの悪い「シゴト」になってしまう。

陰口やネガティブな発言が嫌いだ、とアザーサイドの頃は偉そうに社員さんに言ってたけど、それは言わせてもらっていたのだ。
そんなことにも気づかさせてもらえるのだから良い機会をもらっているのだ。今も昔も。



接客する機会も増えた。
実はこれが一番嬉しい。
接客すること、モノを売ることが僕の仕事ではないけれど、やっぱり嬉しい。
もっと勉強して喜んでもらおうと思うしね。


同じように出向先でも、目の前にいる人達の役に立って喜んでもらいたい。
その思いが焦りとなり、気づけば無口で頭をかきむしりながら書類を作る僕がいる。


僕が幸せでなければ相手も幸せな気持ちにはならないのだ。
身体はどんどん言う事をきかなくなってくる。
お金はいつだって余ることはない。


表現すること、助言することでご飯が食べれたら何の文句も無いが、
フライパンの上で踊り焦げるハムのように今はきりきり舞いだ。



黙って我慢することに男の価値がある。
それが出来ないバカちんはよく撃たれるのである。