頼まれもしないのに歌なんぞ書く人間は承認欲求の塊である。イッツ・ミー。逸見アナ。
昨夜はバイト帰りにCBへ。
トムくろーずのワンマンだ。
はがいか。
原チャリでのほほんと向かっていたら既に開場時間を過ぎていた。承認欲求スイッチを完全に切って、うっすらと入店し烏龍茶プリーズ。まだ酒は呑みたくならない。
常に可愛いピノ姐さんから買いそびれていたDVD等を買い求め、店の隅に行く。金髪白服哲三さんがいたが、承認されないように隅に行く。
さて、ライブ。
前半は期待を裏切らないスベリ加減。
マスクをしたお客さんは、水崎けんぢにとってやり難いはずなのでこれは仕方ない。
カッチリした演奏が逆に上滑りを感じさせる。
いい、すごくいい。このまま終わってくれ。
いや、客としては困る。
そんなことを感じていると段々と噛み合ってくる。ベテランばかりのメンバーだから、このへんは上手い。水崎けんぢもハマってくる。ガナるヴォーカルは抑えて、丁寧に歌っている。
上手な演奏になってきた。
しかし上手な演奏が良いライブとは限らない。
僕は特にそう感じる。
上手さは表現のひとつに過ぎない。
このステージはいずみちゃんが良かった。
特にアコーディオンと向き合い、怖がらず弾く姿や音がグッときた。パンクだなあ。
同じくギターの阪田くんも必要な音に絞っているのが気持ち良い。レコーディングの効果なんでしょうな。
我らが水崎けんぢはかなりの本領発揮。
画面越しの姿もいいし、早くローカルテレビで観たい。KBC、頑張ろうぜ。今こそ水崎けんぢでしょう。
盛り上がってくると承認欲求も高まり、ステージに上がりたくて仕方ない。想像しては自制する。
終演後も自分の来週のライブが気になり仕方ない。打ち上げなんぞでメンバーに賛辞を贈りたくない。
大至急でラーメンを食べて帰宅し、悶々としながら朝を迎え、先程1曲書き上げた。
こういう時は詞曲同時なんよね。
なんてワタクシはつまらない人間なんだろ、と承認終了。
トムくろーず、良いバンドです。
アイルランド風味より松竹風味を足しておくれ。けんちゃんといずみちゃんのデュエットや、レジロスみたいな曲も聴いてみたい。
タンス担いで歌うその日まで応援してます。