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兼業SSW、宅嶋淳の徒然です。

社をつくるとき

 

ほとんどの零細企業は10年もたない。

5年続けばいいほうで、だいたい3年で一度は崩れる。

悲しいかな、経営者は連帯保証人であり、辞めたー!とはいかない。

 

失敗しかほぼしてこなかった俺が、愛情深い先輩経営者に恵まれて、たった一度だけまともに出来かけたことがあった。

逆上せて先輩に毒づいて辞めるという、馬鹿の三杯酢一気呑みのような終わりかただったけれど、この10年ずっと感謝出来た。

 

角さん、本当にありがとうございました。

 

 一緒に働いた仲間がまた素晴らしいかった。悪いのはぼくのほうさ、君じゃないパターンだ。マチャアキだよ。

 

今、立場を変えて、そうした会社をつくる手伝いをしているけれど、相変わらず逆上せやすくて馬鹿な自分にうんざりする。

角さんのように我慢づよくないし、いつまでも自分が自分が自分がだ。アイミーマインですよ。

 

組織には向いていない、とは角さんを含め多くの先輩から忠告いただいてきたので、今は自営業。なのに、まだ組織に関わっている。弱さというか、出がらしになるまで使ってもらって初めて家族に飯を食わしていけるのが、昭和42年式豚型男の実力なのである。

 

最近脆さが顕著になってきたので、あと一年半はなんとか持ちこたえたい。

最後まで社の釘や木切れでありますように。