気がつけば呑みに行くのはほとんどがライブ関係ばかりで、グルメな店に行ってみようと思ったことがあまりない。
以前は接待のようなこともしていたので、もてなす人が喜ぶような店を探していたけれど、あんまり得意でもない。
中学校の同級生女子はそのへんの感度が高く、美味い店をよく知っている。
今回は彼女らのチョイスに乗っかり行ってきました。
接客も気持ちがよく、料理も美味い。
繁盛するお店ってそうなんだろうなー、とか思いながら飲み放題メニューをバカスカ呑んでいました。
酒席でも感じてそう話していたんだけど、年をとっていくと女の子はたくましいおじさんになり、男はめんどくさいおばさんになっていくんだと思います。僕自身、おばさん化が進みよるな、とこの日は思った。ふふふ。
ふふふ、じゃねえか。
以前も書いたけど、中学校の同級生はなんとなく特別で、親戚よりも身近に感じることがある。
もちろん圧倒的に他人で、みんなそれぞれ家庭や仕事を積み上げてきているから、意見が合わないこともどんどん増えるよね。
でもそれがいいな、と思ってる。
考え方は違うけど、あいつもこいつも好きだ、でいいんじゃないか、と。そこはたぶん共通してるんだろうな。
「なんでいつまでもバンドやらしようと?」
「なんかそれでいいことあるとね?」
「ちゃんと年とりーよ」
とは誰も言わないけど、時々は伝わってくる。
そりゃそう思うよね。
自腹でミュージシャン気取りもたいがいにせえ、と自分で思うこともある。
ただ、自分で歌を書いてライブで歌うのがおもしろくて止めることができないだけで。
そんな中学51年生です。
酔っ払ったおじさんが家族へのお土産を大事そうに見てる顔が大変かわいらしかった。
あんた、最高。