ナンバーポータビリティー(とはいわんのか)開始ですね。
ソフトバックモバイルは「号外」なサービスで挑む。
僕が思うにサービスは「落としどころ」が底値。
振って沸いてくるメリットはトゲが一杯あるのだ。
けれどもいわゆる「雪崩層」はトゲを気にせず飲み込み、あとで恐怖感を煽られて仕掛けに落ちるかもしれない。
サービスに100%の親切や良い話はあるのか。
実はある。
でもそれにはリターンがつきものでそもそも商売は相互理解で成立する。
一方的なメリットは成り立たないのだ。
だからまず信用していただく事に腐心して相互理解を作る事から始めていく。
近江商人がそうであったように。
ソフトバンクモバイルは山師じゃないと思うし理念もあるのだ。
でも真意を理解してもらうのは難しいかもしれない。
だって「料金」はサービスそのものじゃないもの。
料金は対価であって満足を測るものじゃない。
400円のラーメンだったから美味しいのかと、美味しいから400円なのかは違う。
美味しいけど400円はもっと違う。
満足の対価として料金を払うのも事実だけど、料金と別のところで関係が成立することで「サービス」が生まれる。
ITでも焼き芋でも本質は同じだ。
誇りを持ってより低く頭を下げる商売人は素晴らしいと思う。
僕らのお客様は傷つきやすい。
それを「稚拙」だと嘲るのではなく、だからこそ「サービス」を提供するべきだ。
それが営業や会社の財産になると思う。
キレイゴトじゃなくてそれが利益への近道。
事件やトラブルが起こった時こそ真価が問われる。
サービスって自分を測るいい目盛りかもしれない。