何がすごいかと言えば獄中で読んだ本の数。
200冊だって。
この挫折の最中にあって学んであったわけです。
角を隠し生きる事をもし彼が選んだとしたらこれほど強いものはない。
「犯罪者にしてやられた被害者」は救済を求めて戦うのであろうか。
彼は認めていないがその「罪」の罰により財産を没収されたとしても(そんなことはできんと思うが)、個の戦いにおいて彼は相当強くなっているのではなかろうか。
株というある意味ルールのある暴力の場において負け、マスコミに「社会的事件」を演出してもらって、被害者の会に頼るような人はどう考えても勝てないと思う。
人殺しのニュースよりも優先するような事件ではないし、保釈の様子をヘリコプターを飛ばして中継するような事でもない。
興味本位にしてもあるべき順位が守られていないし、破られたルールについて少なくとも「コメンテーター」と称するテレビ芸者は鈍感だ。
世間をなめてはいけないが、あがめるものではないだろう。
ひどい、さいてー、ばかじゃない?、かんけーねー
それも本当でしょう
でも彼の強さは馬鹿にできない。俺には。
戦っています、ずっと。
自分が何と戦っているか分からない人より俺は好きだなー。