八時起床。
現場は無いようなので机仕事してから松浦へ。
ところでインボイス制度。
俺は2020年頃から気になっていて、税理士さんに聞いたり資料を読んだ程度だけど、結局今は登録していない。
事業が悲惨な状況になっているから登録する場合でも無いだけで、法人設立した2021年の時点で立てた事業計画通りなら登録しているだろう。
単に自分の能力を見誤ってしまい、その上見栄を張ったからこうなっており、制度にすら届かない事業者もどきなわけだ。制度融資を受けることすら難しいブラックなそれ。
ならば廃業して再就職しなさいよ、と行政はそこに向けた支援もしてくれている。が、今を手放す気にさえなれないのが俺のような事業者もどきの特徴だ。
だから制度の良し悪しなんかより、自分を囲いに追い込む事のほうが大事なのである。
どう生きていたいか、を社会の全体最適化と天秤にかける気は無い。枠から外れたら外れたなりに生きるだけだ。枠を呪うのではなく、自分の癖を知り衰えと同期するほうが、家族や社会と生きる上では大切かな、と。
そういう意味ではインボイス制度は為になった。小さなミュージシャンのギャラ、ライブバーの経営、それは非合法でしかほぼ成り立たない。それは社会の歪みかもしれないけれど、歪みでいいじゃねえか、と思うのだ。
