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兼業SSW、宅嶋淳の徒然です。

家で泣いた

久しぶりに家に帰ると色々なモノが溜まっている。
請求書や郵便の類、仕事、父の無駄になりそうな事業案など。

夕食を済ませて溜め録りしておいたテレビ番組を観ていると、娘の卒業アルバムを手渡された。
嫁曰く

「たぶん、かなり恥ずかしいハズ」

との事。

娘は気質が僕に少し似ていて、人と違う事を言いたがろうとする癖があり、目立つ事も好きだ。
(ああ、なんか「それらしい」モノの話を書いたのかな)
そう思いつつも読んでみた。



泣いた。

あっけなく泣いてしまった。

危うくしゃくりあげるところだった。



「わー、こらたまらんばい」と言ってアルバムを返した。
「そげん泣くことでも無かろうもん」と嫁。

まあね。
予想できた範囲やったのかもしれんけど。
意味がよく分からん部分もあったけれど。
これはもう泣くなというのが無理なんです。



要旨はこうだ。

私の父は歌っている。
最近父の歌が好きになってきた。
歌は人の気持ちを変えることができる。
私のお気に入りで言えば「M」(※プリンセスプリンセス?)って歌だ。
私もあんな歌が歌えるようになりたい。
父のように歌を作って歌えるようになりたい。

・・・というような内容が続く。


最近ライブに来ない彼女がどこでどう聴いているのか知らんけれど、これは僕にとってはバックドロップ並みの衝撃だった。





今まで何度も働けない、と思った。
何度も生きていけない、とも。
音楽なんて何の役にも立たないって。
自分にまったく自信が無い事も不思議ではなくなった。
今も才能なんてひとかけらも無い。

そんな僕でも友達や愛する人の役に立てたら嬉しい。
もし自分や周りを見失っても何かの役に立てたら。
それはものすごく小さなことで、見失う。

だから、ちゃんと娘に言いました。
「ありがとう」と。

子どもに育てられていると感じる瞬間。
その分、誰かの役に立たなくちゃ。


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今日は原稿が上手く進まなかった。
それもそのはず、僕はど素人でガッツしかない。
そして上手くやることを選ばなかった。
何度も助走からやり直して飛ぶ走り高飛びのようだった。

でも今日はクリアできなかった。


気持ちを切り替えて、他の業務を進行させて終わりとしました。
クリアできなかったことは悔しいけど、今日高さは分かった。
後はまた準備して挑みます。